PROFILE

 

PROFILE

 

松井博司 Matsui Hiroshi

大手前大学 国際日本学部 ・教授
・元大手前短期大学・教授
神戸スイーツ学会・副理事長
・元スイーツラボ・総合プロデューサー
・元株式会社大手前ミル・副社長
 

大学院修了後、研究開発に従事。その後独立開業し製菓会社を設立。
洋菓子技術の取得のため国内、ヨーロッパ各地で研修。
1998年大手前栄養文化学院、製菓学科開設時には学科主任教授として迎えられ、
2003年、大手前短期大学に製菓学科を設立、さらに2011年、4年制大学としては日本初の「スイーツ学専攻」を設立。スイーツの学術的体系を整えることに尽力する。研究者としてスイーツを、パティシエとして製菓を、シュガーアーティストとして芸術を、そしてなにより学生達にお菓子作りの心を伝える指導者でもある。
 
【著書】『焼くを科学する』(旭屋出版)など多数
【出演】「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」(テレビ東京)、「かんさい熱視線」(NHK)など多数
【その他】おいしい科学★わくわくクッキング講師(日清食品)、コンビニスイーツ開発(産官学連携、株式会社ローソン)など多数

CONSEPT

 

 有機化学の研究者だった私が、パティシエになったのはどうしてかとよく聞かれることがあります。その時、お菓子作りは化学(科学)だからと答えます。しかし心のこもった商品作りは、決して科学では解き明かせません。大学で学生の皆さんに教える今、そのころのお客様との体験が役立っています。また、物事に対するこだわりと究明は、どちらにも共通しています。教職として大学に戻り研究の道をめざしたのは、スイーツ学を大学に設立したい、そしてもの作りがわかるスイーツのスペシャリストを育てたいとの思いからでした。
 
 お菓子は万人を幸せにします。お菓子を食べている時怒っている人はいません。
お菓子の前では皆笑顔です。美しい、宝石のようなお菓子の前では、童心に戻ります。
そして、お菓子は、子供たちに夢を与えてくれます。お・い・し・い.のその4文字の為に作る人はがんばります。こんなすてきなスイーツの世界に皆様をご案内いたします。
 

                                          松井 博司